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iPX社員によるブログ

iPX社員が"社の動向"から"自身の知見や趣味"、"セミナーなどのおすすめ情報"に至るまで幅広い話題を投下していくブログ。社の雰囲気を感じ取っていただけたら幸いです。

洗面台

自己紹介

はじめまして。 今年4月より入社しましたチバといいます。
プログラム等技術的なことに関しては経験が浅く特に書けるネタが見つからないのですが、
幸いにもブログのテーマは今回の時点では自由ということなので、
最近ぼんやり考えたことでも書こうと思います。

出会いと別れ

方々で仕事している先輩や取引先の皆様にお会いするため、
あるいは業界の現状や未来への手がかりを感じ取るため、
わりといろんなところへご同行させてもらっています。
そこで、社会って人と人との出会いや別れでできているんだな、という感想をいつも抱きます。

回転率

ところで、人と別れた直後って急にトイレに行きたくなったりしませんか? 私はよくそうなります。
そしてそうなる場所はだいたい、電車の駅であることが多いです。
で、この前も友人と新宿駅で別れたのち、改札内ど真ん中あたりにあるトイレに駆け込んだわけなのです。
ここのトイレを利用するのはもちろんその時が初めてではなかったのですが、ふと気づいたのです。
他のよくある駅のトイレより明らかに回転率が高いんですよね。常に人でごった返す新宿の、
その中心だというのに、並ぶ人の行列はあっという間に溶けていくのです。

その原因

なんでだろう、と思ってちょっとトイレ内を見まわします。
すると、このトイレの空間のレイアウトがちょっと特殊であることに気づきます。
普通の駅トイレよりやや大きいくらいの部屋、その壁一面に便器が並んでいるまでは、普通のそれと変わりません。
が、大きな差異としていつもは入り口近くにある洗面台が部屋の中心にあるのです。
結果、混んだトイレにありがちな入り口付近の渋滞がなくなり、
また入り口からわずか進むだけで、すべての便器が見渡せることになったことにより、
空いている便器をすぐに発見でき、またどの便器を使っても処理が終わったらすぐに洗面台があるということとなり、
センサー管理された装置のおかげで、ボタンやレバーに一切触れることもないまま、
必要な作業を最短時間最短距離でこなすことができるのです。
確証はないですが、これがこのトイレの回転率の速さの、その原因と思われます。

ここだからこそ

このことに気づいたときには「おお、これからの駅トイレみんなこんな風にすればいいじゃん」
なんてふわりと考えていたわけですが、しかしどこのトイレもこの形になってしまうと、
それはそれで落ち着かない気もします。
一切の無駄と猶予のない、トイレ本来の役割、そのことだけに特化した空間と見えるからです。
常にだれか後ろが控えている状況なので、なるべく早く迅速に処理を行おうとします。
一緒に入った友人と他愛ない話をしたり、
ちょっと鏡を見て身だしなみを確認するといったようなことをする雰囲気はそこには一切ないのです。
これがもし田舎の小さな駅のトイレだったら、
なんでこんなシステマチックな空間をこんなところで見なければならないのか、と失望する想像すらできます。
大量の人間の処理を常に課される、新宿という空間だからこその工夫であり配置なのかな、と考えたところで、
私は処理を終え、中心に慎ましく置かれた洗面台で手を洗い、そそくさとトイレを出て帰路についたのでした。

終始便所のことばかり書いていてすみませんが、以上です。