iPX社員によるブログ

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もうすぐ成人式ですが

あけましておめでとうございます。

今週のブログ担当の小野間です。
昨年は周囲の方々の温かいご支援もあり、なんとか大学院を卒業し、社会人として新たな人生を踏み出した一年でした。
今年はさらに飛躍し、お客様や会社に貢献して参りたい所存です。

次の月曜日は成人式なのですが、実は私、成人式に出席したことがないのです。
この時期に思い出すのは、その次の週末に行われる大学入試センター試験ですね。
大学受験の際、性懲りもなく二浪して国立大学を目指していたので、当時は成人式どころではありませんでした。

学生時代塾講師をやっていた頃の生徒さんがもう大学受験だと聞いて、もうそんな歳になったのかと、時間経過の早さに驚いてしまいます。

当時よく生徒さんからされた質問に、「こんなの将来何の役に立つの?」というものがありました。

そして、いわゆる社会人の方たちからも「社会に出たら学校の勉強なんて」という声も耳にしてきました。

社会人になる前の私は、「本当に学校の勉強は役に立たないの?」と思っていました。
社内では、いわゆる「お勉強はできる」人という位置づけになりつつあるので、そんな視点から今日は書いていきます。

社会人になって一年弱、私感で恐縮ですがどの科目がどう役に立つのかをまとめてみたいと思います。


教科別:社会人になって役立ったところ

国語

いわゆる現代文は「文章を論理立てて正しく読む」、という社会人以前の基本的な能力を養う科目なので役に立ちます。
(これができないと日本語が読めないとか、頭が悪いって言われてしまいますね)

古文・漢文は直接は全く役に立っていません。
私はこれは教養だと思うことにしています。
意外とこういうものが仕事と関係ないところで役に立つものです。

英語

今、私が携わっている業務では一番役に立っています。
英語が読み書きできないと何もできない業務なので、受験英語で鍛えた読解力はまさに命綱です。
今まではReadingに特化していたので、現在SpeakingとListeningを特訓中です。
Writing技術に関しても業務の中で修行中です。

数学

大学で習うような難しい数学は今のところはあまり使っていません。
が、モノは物理学に従って動き、物理学は数学で記述する学問なので、簡単な数学の知識は役に立っています。
それこそ、三角関数微積分、ベクトルは知っていて何度か助かっています。

理科(主に物理学)

以前の記事でも書きましたが、私は物理学専攻だったのと、製造という業種なので、必然的に理科の中であれば物理学に携わる機会が多いです。
とはいえ、簡単な高校レベルの物理学をちゃんと理解しているかどうかでかなり差が出るんじゃないかと思います。

社会

社会は、教養とか知識の分野ですね。
これも古文や漢文と同様、直接は役に立ちません。
ただ、役には立たないけど知らないと恥ずかしい思いをする科目かなと。

結論:意外と役に立ちますよ?

特に製造業であれば、物理や数学は役に立つんじゃないかと思います。
良いモノを作るのも大事ですが、「何故」良いモノが作れるのかの証明が必要になってくる時代において、こうした学問は証明の大切な道具になると思います。
もちろん、これは私の今立っている環境や業種においての意見ですし、決して「勉強さえできればよい」わけではないのも同様に感じています。
結局、コミュニケーション能力や、気配りの能力と同様、「学校のお勉強」は一つの能力に過ぎないです。(たまたま私がちょっとだけ持っていたのがこれだったというだけです)

ですが、自分に子供ができて同じ質問をされたら、「意外と役に立つし、自分は学校のお勉強に救われてきた」と言うことにしようと思います。

今年は社会人になって二年目なので、学生時代の武器を使い潰すだけでなく、新しい武器を作っていきます。

以上、「あ~もうすぐセンター試験だ、懐かしいなぁ~」と感じて、思いついたことでした。