iPX社員によるブログ

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家電のススメ

ご挨拶

こんばんは。
最近部屋が狭くなって困っているiPX VFDUの川口です。

家電好きが高じてお休みは家電量販店巡りをしています。
割と衝動買いすることが多く部屋が狭くなり困ってしまいます。

今回はそんな私の愛用家電についてお話しします。

除湿器

種類

除湿器は大きく分けて3種類あります。

1. コンプレッサー方式
 空気を冷やすことにより水分を取り除く方法です。コンプレッサーを通して冷媒(フロンガス)を循環させ、冷却器で湿った空気を冷やして湿気を水滴に変えます。エアコンの除湿と同じ方法です。

2. デシカント方式(ゼオライト方式)
 水分の吸着性能に優れた乾燥剤(ゼオライト)で水分を取り除く方式です。冷媒)を使わずに除湿可能で、ゼオライトに水分を吸着させ乾いた空気を吹き出します。吸着した水分は、ヒーターであたためられ熱交換器内を通り、冷やされて水滴に戻りタンクにたまります。

3. ハイブリッド方式
 上記で紹介した、コンプレッサー方式とデシカント方式を融合させたタイプです。夏場はコンプレッサー方式で気温上昇を防ぎ、冬場はデシカント方式で除湿能力の低下を防ぐため、1年中変わらない除湿能力を維持できます。その分、本体価格は若干高め(市場価格6万円程度)となります。室温上昇は1~8℃程度。ちなみにハイブリットタイプを発売している唯一のメーカーはパナソニックさんです。

長所、短所

1. コンプレッサー方式
■長所
 高温時(25度以上)での除湿力が大きいので梅雨~夏場など温かい季節向きです。
 除湿量が多いので湿気の多い季節でもパワフルに乾燥できます。
 消費電力が小さいので(デシカント方式の半分程度)ランニングコストが安いです。
 室温上昇が少ないです(1~2℃程度)。

■短所
 コンプレッサーがあるため、振動(動作)音が大きい。
 本体サイズが大きめでやや重いです。


2. デシカント方式(ゼオライト方式)
■長所
 低温時での除湿力が大きいので冬場でも使うことができます。
(除湿能力としては1年を通して使える)
 コンプレッサーが無いので軽量コンパクトで音も静か。

■短所
 ヒーターを使う分コンプレッサー方式と比べて消費電力が大きくなる。
 発熱量が多くなり部屋の温度が上昇します。(室温上昇は3~8℃程度)


3. ハイブリッド方式

■長所
 先にも紹介しましたが、夏場はコンプレッサー方式で気温上昇を防ぎ、冬場はデシカント方式で除湿能力の低下を防ぐため、1年中変わらない除湿能力を維持することができます。。

■短所
 ただし本体価格は他の方式のものよりも高めです。(市場価格6万円程度)

買い時

 基本的には欲しい時に買えば良いと思います。
ただし、少しでも安く買いたい方は、2~3月もしくは7~10月に購入することをおすすめします。
というのも、除湿器に最新機種は毎年4月に発売されます。それに伴い2~3月は安くなります。
5~6月は梅雨時期のため価格が高く、11~12月頃になると衣類乾燥等を目的とした購入が増えるため価格が上がります。
除湿器が必要とされない7~10月(夏~秋初旬)は価格が安くなります。