技術者の在り方
ご無沙汰しています。最近javaが楽しくなってきた寺田です。
私のターンでは、実業務から技術者の在り方を見出す記事にしていこうと思い、日々の業務の中で「人間観察」を密かに行っています。
技術者の在り方
業務に取り組む姿勢
椅子への座り方
つい最近まで、体を横に向けて足を隣の席にまで伸ばして仕事を
している人がいました。
これは社会人としてというより、非常識です。
(ちなみにこの人は出来ない部類の人です)
当たり前ですが、「自分のスペース」は守るものですよね。
デスクの使用状態
これは社内でもインシデントになりましたが、デスクの上に買い物袋を
大っぴらに広げて作業をしていたため注意を受けました。
これは客先毎にルールが異なりますが、基本的には「綺麗に使う」べきですよね。
つい最近隣にいた方は私のデスクまでいろんなものがはみ出て置いてあり、不快な思いをしたことは記憶に新しいです。
周りに迷惑のかからない、ルールを守った業務態度が大事ですね。
業務への取り組み
我関せず
これが一番技術者が陥りやすいのですが、「自分の業務以外に興味がない」「周りの事は知らない」「そもそも何でそうなるかの理由が、誰々に聞いたから」
これではチームでやっている意味がありません。
聞いた知識は自分の物として、他の人にも展開出来る状態にすべきです。当然聞いた内容が間違いだと思えば正す必要もあります。
今のプロジェクトはこの考えの技術者が多く、後から連携だの、共通化が必要だのが打ち上がってきた状態になり、日々修正に追われる事態が発生しています。
周りに目を向けられる技術者が理想です。
存在する資料の管理
やはり一元管理すべきだと思います。
人間は最大で6つまでしか数を認識出来ないと言います。
資料の点在はその位置(パス)を把握する必要があり、6つなんてあっという間に超えます。
正直記憶は無理です。
今のプロジェクトでは途中参入した際、その時点での資料パスを洗い出し、カテゴリ別にパスを記載したExcelを作成しました。
これにより、「資料を探す時間」は格段に削減されました。
情報の連携
今のプロジェクトでは画面の動作が検索→更新の2画面構成であり、当然検索画面にある表示内容は更新画面に表示します。
しかし、表示内容が違うという事象がつい最近発生しました。(なぜ?)
これは検索画面の担当と更新画面の担当が異なり、この担当者間で情報の共有が出来ていない事にありました。
自分の担当の前後機能くらいは意識して欲しい、というより、意識すべきです。
自分の担当している機能で発生した事象が他の機能にも起こり得ないかを
考える事(横串チェック)をしないとシステム全体として仕様にブレが生じ、結果バグとして返ってくる事になります。
これが出来ていないところは今まで参入した現場でも多数見受けられました。
情報連携はチームでやっている以上、必須事項だと言えます。
まとめ
今回はこのくらいにします。
一人一人が意識を変え、チームで協力する事で、プロジェクトの進行に大きく影響を与える結果となるはずです。
皆さんも自分の業務態度、業務への意識を再認識してみてはいかがでしょうか。