iPX社員によるブログ

iPX社員が"社の動向"から"自身の知見や趣味"、"セミナーなどのおすすめ情報"に至るまで幅広い話題を投下していくブログ。社の雰囲気を感じ取っていただけたら幸いです。

録画用HDDを修復してみた話

EPLUのタキヤマです

もう夏も終わりですね
今年は夏らしいこと色々したので少し寂しいものがあります
冬は苦手でスノボくらいしか楽しみが無いので、来年の夏が待ち遠しいです


さて、前回はNoSQLについて書いてみたりもしましたが
技術者らしい真面目なネタはあまり持ち合わせていないので、今回は最近あった身近なことをそれっぽく書いてみます


事件発生

T芝さんの○EGZAに外付けHDDを接続して録画しているという方はそれなりにいると思います。
ですがHDDにも寿命があるもので…
カタカタ異音がするようになったので、そろそろ別のHDDに移すかBDにしてしまおうと思っていた矢先

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まだ何もしていないのに謎の新しいハードディスク…?
設定からHDDの登録状況を確認すると、元々の「ハードディスク1」は残っているので、なぜか別物として認識されたようですね

こういった場合、HDDを抜き差ししたり、本体のリセットをすることで直ることもありますが、今回は全く効果なしでした

作業開始

不良セクタ修復

まずはHDD Regeneratorを使用してHDDの不良セクタのスキャンと修復をしてみます

(画面撮り忘れました)

修復が終わったら再度接続してみますが、変化無し…

XFSファイルシステム修復


○EGZAの録画用ディスクフォーマットはxfsということで、Windowsが対応していないのでubuntuを使います
とりあえず、Windowsをアンインストール出来るPCも無いので、公式からisoを落としてDVDに焼き、ディスクドライブからブートしてubuntuを起動させます

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ディスクユーティリティから問題のディスクを見てみます

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ディスク情報を確認すると、無事認識されています
パーティションも消し飛んではいないようです

ということで早速このパーティションに対してxfs_repairコマンドを実行してみます

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…しばらく待つこと約10分

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正常終了しました

救出成功

ここまでやってみて、もう一度接続確認をしてみます…

……



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録画データが表示されるようになりました!

あとはまた異常が起きないうちにせっせと別のHDDにムーブを続け、救出成功です

状態によってはもっと別の手段を用いたり、xfs_repairコマンドにより逆に救出不可な状態になってしまうこともあるようなので、今回はこれだけで終わることが出来る軽めな状態で良かったです

消えてしまってもそれほどダメージが無いので躊躇無くxfs_repairコマンドを試しましたが、他にもパーティションが消えていなく、空のHDDを用意できるのであれば、新HDDを○EGZAで適当に録画用初期化をした後、ubuntuから新HDDにまるっとデータをコピーして、新HDDのGUIDを旧HDDのGUIDで上書く方が安全だったりもするようです

HDDはいつ突然壊れるかわからないので、大切な録画データは常にバックアップしておくかBDに焼いておくようにしましょう!