iPX社員によるブログ

iPX社員が"社の動向"から"自身の知見や趣味"、"セミナーなどのおすすめ情報"に至るまで幅広い話題を投下していくブログ。社の雰囲気を感じ取っていただけたら幸いです。

カーシェアリング

こんにちは。木村です。

iPXはMaaS・CASEに関係するお仕事も多く行っているので、今回は「カーシェア」の記事を書きたいと思います。
利用者目線でのメリット・デメリット等を書いてみたいと思うので、利用を検討している方の参考になれば幸いです。

  • カーシェアを利用し始めたきっかけ

元々自家用車を所有していたのですが、当然ながら駐車場・保険・税金・車検・点検などの維持費がかかります。
私の自宅は駅から近く、車には土日にしか乗らない(むしろ土日も乗らない日が多い)ので、需要と維持費が釣り合っていないように感じていました。
最近の自動車業界の動向も踏まえて検討した結果、自家用車があればもちろん便利だが、家の近くにはカーシェアも充実しているので、目下必要なときはカーシェアを利用すればよいのではないか、ということになり、自家用車を手放すことにしました。

  • カーシェアのメリット・デメリット

さて、ここからが本題です。
現在、カーシェアはおおよそ2種類に分けられるかと思います。

  1. 企業が車を貸し出す、いわゆるレンタカー形式のもの(以下「企業カーシェア」と称する)
  2. アプリ等を介して個人間で車を貸し借りするもの(以下「個人間カーシェア」と称する)

結論から言うと、私はどちらも登録して使い分けています。
企業カーシェアはタイムズカーシェアに登録しました。
理由は単純に、家の近くにステーションが多く便利だからです。
企業カーシェアのメリットは、車が空いていれば急な需要にも対応できて、短時間の利用もしやすいというところでしょうか。
デメリットは、月会費がかかる場合が多いことや(かからないプランや企業もあるようですが)、良くも悪くも使いやすい無難な車が多いので、車を選ぶ楽しみが少ないといったところかと思います。

そして個人間カーシェアはAnycaに登録しています。
理由は明確には覚えていないのですが、登録が無料だったので試しに登録してみたら、気になる車がいくつかあったので利用している、といった感じです。
個人間カーシェアのメリットは、車種や利用時間によっては企業間カーシェアよりも割安になる場合があることや、車の種類が多岐にわたるので好みの車を選ぶことができる、というところだと思います。
我が家は夫がマニュアル車好きなので、県外に遊びに行くときなど長距離運転を行うときは、個人間カーシェアでマニュアル車を借ります。
外国車やオープンカーなど、普段乗ることのできない素敵な車が借りられます。
デメリットは、個人間なので返却時間に気を遣うというところかと思います。
通常、レンタカーや企業カーシェアでは、早く返す分にはなんの問題もありません。
(パック料金等で支払っている分が無駄になることはあるかもしれませんが。)
しかし、個人間カーシェアでは持ち主と対面でやりとりをするので、早く返却したいときも迷惑ではないか等気を遣ってしまいます。
その点をカバーするべく、個人間カーシェアの受け渡しを店舗が代行して行うサービスもあるようです。
我が家の近くにも店舗ができれば、ぜひ登録して使ってみたいです。

  • カーシェアの展望

どちらのタイプのカーシェアにも共通することですが、選ぶ際の必須条件は家の近くから利用できるということだと思います。
私の出身地の大阪府郊外でも調べてみたところ、まだあまりステーションや個人間カーシェアの登録車が少ないようでした。
とはいえこれから順次設置されていくかと思いますので、もし興味のある方は一度自宅の周りにステーションや登録車があるか調べてみてもいいかもしれません。
また、これから新しく車を買おうかと検討されている方は、カーシェアを利用して気になる車種をいくつか乗り比べてみるという使い方もありなのではないかと思います。
私も実際カーシェアを利用し始めてから様々な車に出会うことができ、とても面白く感じています。

現在、日本の企業カーシェアではステーションで借りてステーションに返す、"ステーション型"のカーシェアが主流です。
しかし、ヨーロッパでは"乗り捨て型"のカーシェアが勢力を強めていると聞きます。
そしてさらに技術が進んで完全自動運転車でのカーシェアが実現すると、希望の場所へ配車させる"配車型"も出てくると思われます。
近い将来そんな日が来たら、もっと移動が便利になりますね。
この勢いだと、私がおばあさんになるころには「どこでもドア」が誕生していてもおかしくないような気がします。

最後になりますが、利用時の保険の加入等のルールは事業者によって異なることがあるかと思いますので、ご利用の前に必ずご自身でご確認されることをおすすめします。
また、各社の料金やシステムもこれから変わることが予想されるため詳細は割愛しましたが、もし気になる方は各社のサイトを訪れてみてください。

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。
次回は私の前職のお話も少ししてみたいなと考えています。(未定)