高次元写像を見る
とある朝のこと。
いつものようにスマホのアラームが鳴っていた。
そしていつものように私はスマホの画面をスワイプしてアラームを止めようとした。
いつもと違うのは、スワイプしてもアラームが鳴り止まなかったこと。
私は「これはここからじゃないと止められない」と咄嗟に思った。
・・・・・ここ?
私はいつもと違う次元に写像されていた。
”ここ”は「高次元」領域だった。
いつもの「現実次元」に戻り、
いつものようにスマホの画面をスワイプしてアラームを止めた。
機械学習に取り組まれている方ならわかるだろう。
状態を高次元領域へ特徴量として写像し観測することが起きていたのだ。
実に興味深いと思った方へ。
是非見ていただきたいアニメ作品がある。
「正解するカド」という作品だ。
この作品で、多次元に自身を写像するシーンが存在する。
きっと、私のこの経験を容易に想像できると思う。
それでは良い高次元ライフを。
iPX TCD
郡 伴興[Tomooki Koori]
IFRIT