ミュージカルじゃないよ
はじめまして、今回のブログ担当のYoshikiです。
このところ雨続きですね。雨と言えばアメリカのSingin' in the Rain(邦題:雨に唄えば)というミュージカルが有名ですね。
しかしながら今回はミュージカルではなく、「演劇」について書いていこうと思います。
演劇
そもそも、なぜ演劇について書こうとしたのか。それは私が趣味で演劇をやっているからです。
よく自己紹介の時に言うのですが、「『劇団四季』みたいなのやってるの?」と言われ
「違うんです」という問答がテンプレートになっています。
そこで、皆さんに私がやっている演劇について知ってもらうとともに、演劇に興味を持ってもらえたらなと思います。
演劇もミュージカルも舞台芸術というくくりでは一緒です。
演劇は、舞台上でなんらかの思想や感情などを表現し伝達しようとする一連の行為を指します。
ミュージカルは演劇の中に歌、踊り、音楽を取り入れた形式のものを指します。
単純に歌や踊りを入れたらミュージカルになるというわけではなく、それらによって感情を表現したり作品としての一体感を高めているのが特徴です。
いろいろなジャンル
人によっては「演劇」と言ったり「お芝居」「舞台」と言ったりしますが、指しているものは一緒です。
詳しいジャンルはwikiさんを見るとイメージがつきやすいかと思いますが、作品や見る人によって感じ方は様々なので「こういう感じのものが見たい」といった一つの目安としていただければ。https://ja.wikipedia.org/wiki/演劇(参考)
因みに参考のジャンル分けで言うと、私が趣味で見たりやっているものは
「小劇場演劇」「現代演劇」「軽演劇」と呼ばれているそうです。はじめましての挨拶では伝わりにくいですね。
私の好きなジャンルは活劇です。
そして好きな劇団は劇団☆新感線!
www.vi-shinkansen.co.jp
殺陣もギャグもストーリーも最高です!
用語
ここでは演劇で使われている用語を紹介して、より楽しく見る助けになったらと思います。
・戯曲/脚本/台本
台詞やト書きを中心に書かれた文学作品のことを「戯曲」と言います。
戯曲よりもト書きが細かく書かれ、舞台上演を目的としたものを「脚本」と言います。
「台本」は脚本と同じ使われ方をしますが脚本よりも短期的な時に使うのが多いようです。
・上手/下手(かみて/しもて) 客席から舞台を見て右手を「上手」左手を「下手」と言います。
・板付き 舞台の幕が上がったときに役者が舞台上にいることを言います。
・かぶりつき 舞台に一番近い席、最前列の席のことを言います。
・ゲネプロ 劇場の舞台で、メイクや衣裳、音響、照明など、すべて本番同様に行うのが「ゲネプロ」です。
・殺陣(たて) 乱闘、斬りあいを指す言葉です。刀での斬りあいだけでなくアクションショーの戦闘なども殺陣に含まれます。
・出ハケ 舞台に登場することを「出る」退場を「ハケる」と言います。
・外郎売(ういろううり) 歌舞伎の演目の一つで、よく発生や発音の稽古で使われています。
・マチネ/ソワレ 語源はフランス語で、昼公演を「マチネ」夜公演を「ソワレ」と呼んでいます。
・千秋(穐)楽 舞台に限らず、興行の最終日を言います。初日と千秋楽とでは、作品の雰囲気も違ったりして面白いです。
・二枚目 「色男」などの意味でつかわれる言葉です。語源は、歌舞伎小屋の前に掲げられてた俳優看板。
右から1枚目と数え2枚目に白塗りの色男役が掲げられていたことに由来してます。歌舞伎で白塗りの方がいたら
その人は二枚目役です。因みに三枚目は道化役、コミカル担当です。
・バミる 俳優や道具の立ち位置や置き位置などを決めることを言います。そしてその位置にはテープを張ったり
といった目印を付けます。その目印をバミりと言ったりします。暗い中で役者がスムーズに移動出来たり
するのはこれのおかげもあるんですね。
・殺す/ばらす 物を固定すること、生かさないことを「殺す」と言います。公演終了後の舞台の舞台の片づけを「ばらす」
といいます。物騒ですね。用法としては「机を殺す」「マイクを殺す」などです。
他にもたくさんの用語があり、日常使っているものも多いのでは?
最後に
今のご時世どの業界よりも気を使っているのがこの演劇をはじめとした芸能の業界だと思います。
いろいろな対策を講じて活動再開を目指している所も多いですが、恐らく以前のように見ることはできないのかなと。
まだ少し先にはなると思いますが、是非とも応援してあげてください。