思考を止める
こんにちは、和田です。
最近、色々と思うところがありました。
その事について書いてみます。
case: 1
台湾人の友達が居ます。
彼は現在日本に留学していて、たまに一緒に食事をしたりしています。
先日一緒にお酒を飲みながら話をしていたところ、兵役についての話になりました。
別に兵役その物についての是非を説いたりするつもりはありません。
ただ、その話の中で一つ、凄く印象に残った話がありました。
僕は兵役でしばらく兵隊さんをやっていたけど、その時は日本語を喋れなくなりました。
それは考えるという事が出来なかったから。
あの時はとても辛くて大変でした。色々な事を考えていては毎日を過ごす事は出来なかった。
自分は兵役を経験した事が無いので、そう言うものなのかと思いながら聞いていたのですが、
ふと似たような話に心当たりがあるなと思いました。
case: 2
最近、仕事をしていて気になる事があります。
昔に比べて「言われた通りにしかやらない」人が増えている気がします。
そういった人と会話をすると、とても他人行儀な言動が目立ちます。
「なぜこんな事をしたの?」と問えば「こうしろと言われたので」
「こんなパターンは想定しなかったの?」と問えば「そんな話は聞いていません」
「工夫しようとは思わなかったの?」と問えば「設計書にそう書いてあるので」
と、言った塩梅で、もっと頭を使おうとは思わんのか!!!と心の中で叫んでいたりします。
こういう人にとって、仕事はやらされてる物と言う認識なのかなって思いました。
case: 3
たまたま転職したいと言っている人が身近に何人か居て、連続して話を聞きました。
転職したいと言っている人の話しを聞くと、同じような傾向がでるなと感じました。
そもそも何故会社を辞めたいのか、新しい会社に求める物はなんなのか。
そう言う話を聞いていると、初めのうちはオブラートに包まれていた愚痴が、
次第にポロポロと零れ落ちてきます。
そんな愚痴を聞いていると、毎回共通して思うことがありました。
「それ、前提条件おかしくね?」
例え話に置き換えて話すと「みんなから1日1回頭を叩かれる役」を任命されて、
「あの人の叩き方痛いから辛い」と、言っているような感じ。
そんな時に「そもそも何で頭叩かれること自体は受け入れちゃってるの?」
と、聞くと鳩が豆鉄砲食らったような顔したりします。
思ったこと
人間って、ストレスから自分を守ろうとすると「思考を止める」と言う選択肢が出てくるのかなぁと。
ただ、思考を止めると耐え忍び、事が過ぎ去るのを待つ事しか出来ないんですよね。
とは言え、思考を止めることは必ずしも悪い事とは思いません。
いつもいつでも、全ての事に抗っていては疲れてしまいます。
あえて思考を止めて、流れに身を任せると言う選択肢も有りだと思っています。
その為には、しっかりと思考を止めていると意識してコントロールしないといけません。
意識から外れると、ズルズルと流されて行ってしまいます。
この話を自分に当てはめて考えたときに、ちょっとマズいなと思う事もありました。
なので、自戒の意を込めて記します。
自動運転・ADASに必要なコト
どうも、おのまです。
ハイ、早速タイトルから最近流行りのコトバを入れてみました。
一応、製造系に関係した会社にいるので、たまにはそれっぽいことも記事にしてみようという魂胆です。
現在、本業は自動車の車体設計の最適化に関わる業務をしております。
それとはまた別に、最近ちょっとした野望のようなものができまして、それがADASです。
相変わらずクルマはド素人で免許を持っていない自分ですが、免許を持っていないのはちゃんとした理由があります。
まず、お金がないのが一つです。
さらに自分は性格上車の運転に向いていないというのがもう一つです。
飛行機の製造に関わっている人が全て飛行機の操縦をできるわけではないので、車も同じと考えればいいのかなとか思っております。
そんな私でも、もしかしたら車を持てる未来がやってくるかもしれません。
それが、今話題のADAS (Advanced Driver Assistance Systems) です。
日本語に訳すと、先進運転支援システムといいます。英語の訳そのままです。
ADASってなんですか?というと、カメラやセンサーを駆使して、人間が運転する車をより安全、より快適に自動制御してくれるというお助けシステムです。
例えば、「歩行者が飛びしてきたら、方向転換をしてブレーキをかける」とか、「ドライバーが眠ってしまったら、安全に道の端に止まる」といったことを自動的に行ってくれるような機能です。
すごいですね。
便利ですね。
これが更に進むと、「自動運転」という夢のような技術が実現することになります。
実際に完全自動運転をやろうとする動きは出てきていて、最近だとGoogleが話題になっていたのは記憶にも新しいところです。
水+アルコール=?
いつもの自己紹介と今回の話題について
3回目の投稿になります。運動は好きだけど暑がりなスズキです。
今回は最近身の回りで体験している「化学」についてお話できればと思います。
混ぜるなキケン!混ぜてもOK
良く洗剤を買うときに見かける「混ぜるなキケン!」
これは薬品同士が化学反応を起こして有毒なガスが発生してしまうからです。
じゃあ、お酒とお水で水割りを作ったらお酒じゃなくなるの?!
⇒お酒ですね。ただ混ざっているだけに見えますが、実は・・・
★液体分子同士が混ざることによって起きることが今回のテーマになります。
液体の中の分子の動き
※なるべく専門用語を使わないように説明してみたいと思います。
コップの中の水をイメージしてください。
あの中にはミッ○ーの様な形をした分子が無数に存在し、コップの中を動き回っています。
分子同士を繋ぐ力、引き離す力(エネルギー)を仲良し度とします。
コップの中の水は絶えず周りの分子と手を繋いだり、繋いだ手を離して別の分子と手を繋ぎ直します。
見た目と違い水分子は常に動き続けています。
ですが、同じ分子同士なので、分子同士を引き離す+分子同士を繋ぐのエネルギーの和は0になります。
(コップの中の水が勝手に暑くなったり冷たくなったら怖いですよね。)
この仲良し度は物質によって異なります。
とっても仲良しな2人を引き剥がすのと不仲な2人を引き剥がすのに使う労力(エネルギー)の量が違うってイメージです。
液体分子でも同様なことが起こっています。
水+アルコール=水割り+α
水とアルコールを混ぜる場合には3つの仲良し度が挙げられます。
1.水同士の仲良し度
2.アルコール同士の仲良し度
3.水とアルコール分子の仲良し度
後は足し引き算です。
水とアルコールの仲良し度と(水同士の仲良し度+アルコール同士の仲良し度)がどちらが大きいか
混ぜた後の手を繋ぐ力が大きければ発熱
逆なら吸熱(つまり冷える)
水とアルコールは同じ分子同士よりも仲良しなので、発熱(温かくなる)のです。
水+アルコール=水割り+発熱!
水割り作ってみたけど、温かくならないよ!?
発熱!といってもそこまでの温度変化は生じません。
お酒のような低濃度のアルコールでは人間の肌で感じるのは難しいと思います。
私がよくやるのは、手を洗って軽く水がついているときに消毒用のアルコール(濃度60~70%)を手にかけて手を揉むとほのかに温かく感じます。
おわりに
以上、化学反応しない化学。身の回りの化学。如何でしたか?
意外と昔の豆知識で言われていることも化学なお話だったりします。
氷水を冷たくするには○○を入れると冷えるよ!これも原理は似ています。
○○には何が入るのでしょうか?ご存知ですか?
より快適にするための化学。生き残るための化学。
私の独断と偏見でモリモリでこれからも紹介していきたいと思います。
人とくるまのテクノロジー展+車のこと
今回ブログ担当のカキノです。
5月25日(水)~5月27日(金)、パシフィコ横浜で行われた
「人とくるまのテクノロジー展」に行ってきたので
こちらについて書こうと思います。
「人とくるまのテクノロジー展」とは自動車技術の最新技術の展示会で、
同時にセミナー、ワークショップ等の同時開催もあります。
やはり注目は自動運転ですね!
ただ今回の展示では完全自動化ではなく、
自動運転の一歩手前の高度運転支援が目に留まりました。
カメラで撮影した映像を画像処理すすることで、
死角をなくし運転者へ安心を提供するシステム。
自動運転になった際に、
車がドライバーへ進行方向、タイミングなどを知らせることで安心を与える事の出来るシステム。
これが何か解る方いらっしゃいますか?
答えは、電動パワーステアリング(EPS)のギアボックスです
車を運転する際に必ずステアリングを操作しますが、力を入れず操舵できるよう
「運転者の操舵」→「トルクセンサーが検知」→「コンピューターが計算」→「モーターがアシスト」
ステアリング操作を電気でアシストするというものです。
電気にする事で、燃費の向上、故障時の自己診断などメリットはたくさんありますが、
一番おおきなメリットは、ドライバーが操舵をしなくてもコンピューター(車)が操舵を行うことが出来るという事でしょう。
自動運転化には非常に重要ですね
早く自動運転の車に乗ってみたいですね!
ということで、タイトルの「人とくるまのテクノロジー展」からは少しそれてしまいましたが、
次回からは車の豆知識的なことを記事にしていこうと思います。
最後に・・・
株式会社iPXとしても オートモーティブワールド2017(大変大きな自動車技術展会)へ出展予定ですので、ぜひお越しください!