iPXチャンネル動画解説その１ 「新入社員がやる！Jetson Xavier NX 人物検出ストリーミング」

どうもはじめまして。iPXのYagiです。
iPXチャンネルで投稿している動画について、ブログでも触れていったほうがいいのではないか。という意見が社内で上がり、こうして実際に動画についてのブログ記事を書いていくこととなりました。
まずは、「https://www.youtube.com/watch?v=F2BKpukJO60&t=5s」について触れてみます。

動画概要

この動画は、当時まだ発売されて間もないJetson Xavir NX( https://www.nvidia.com/ja-jp/autonomous-machines/embedded-systems/jetson-xavier-nx/ )を使用した動画となっています。
ちなみにJetson Xavir NXってどんなものなの、といった疑問がある場合は、過去の記事
ipx.hatenablog.comを参考にするのがよろしいかと思います。
※以下Jetson Xavir NXはNX表記

この動画を簡単に説明すると、NXにDeepStream SDK( https://developer.nvidia.com/deepstream-sdk )をインストールして、接続したカメラのリアルタイム映像で人物・物体検出を行ったものとなります。
映像で見ると、カメラに映った人を四角形で囲い、「Person」と表示するようなものとなります。

動画投稿に至るまで

入社してまだ間もないころ、突然にNXを使ってなにかやってみて、ついでに動画にもしてね。という無茶振り欲張りセットが当時の私達に襲いかかりました。
初期はNXが発売直後だったこともあり、セットアップにも四苦八苦しながら、なんとか一歩一歩環境構築を進めていきました。そしてDeepStream SDKのインストールまで完了したのち、まずはサンプルの動作を実施しました。
サンプルの動作に成功しましたが、ただサンプルを動作させるだけではiPXとしての動画にはならない。そのためリアルタイムのカメラ映像から人物・物体検出を行い、リモートのPCに配信するような修正を実施しました。

なんとか目的通りの動作を達成しましたが、そこからさらに動画作成のタスクが降り掛かってきました。動画作成も初めてのことだったので、動画イメージの考案から、撮影・台本作成・録音・編集といった作業にもとても苦労したことを覚えています。（ちなみに苦労ではありませんが、録音した自分の声を聞くのが嫌いでした）
動画を完成させて社内でレビューを行い、OKをもらったときはとても嬉しかったです。

振り返ってみて

様々な失敗やトラブルを乗り越えての動画投稿だったことを強く覚えています。しかし今振り返ってみると、今までまったく取り組んだことのないことへの挑戦といった意味で、iPXらしさを多分に感じられる取り組みをさせてもらったと思います。
たくさん勉強させていただきました。

最後に

最近はOculusを触ったりもしているので、興味があれば様々な動画を確認してみてください。（人間ラジコンの後編もやらないと……）