MathJaxによる数式の表現
自己紹介
iPXの砂子と申します。現在業務ではCAE関連のアプリ開発を行っています。WEB系はあまり馴染みがないため、ブログを書くついでに知識を蓄えたいです。
数式の必要性
技術系の文章を書く際に数式の記述は避けては通れない。そしてできれば美しく表現したいと思う。そこでMathJaxによる数式の記述の方法を調べてみた。
MathJax
Webブラウザで数式を表現するためのオープンソースの描画エンジン。Javascriptで実装されている。
私は愛用しているテキストエディターEmacsのOrg-modeが文書をHTMLにExportする際に使用していたのでその存在を知りました。Webで数式を表現する際のデファクトスタンダード?
はてなブログでの使用方法
下記のブログを参考にした。
はてな記法では細かい設定がしづらい(?)ようなので記事本文のHTMLにMathJaxのスクリプト要素を入れ込む。
<script type="text/x-mathjax-config"> MathJax.Hub.Config({ tex2jax: {inlineMath: [['$','$'], ['\\(','\\)']]} }); </script> <script type="text/javascript" src="path-to-mathjax/MathJax.js?config=TeX-AMS-MML_HTMLorMML"></script>
サンプル
幾つか数式を記述してみる。
文章中の数式
2の平方根は$\sqrt2$になります。
別行立ての数式
下記の数式は単振り子の運動方程式です。
\[\frac{d^2\theta}{dt} = - \frac{g}{L} \sin\theta\]
連立方程式
\[ \begin{array} {@{}1} x_{1} + x_2 + x_3 & = & 6 \\ -x_1 + 2x_2 & = & 3\end{array} \]
まとめ
大方の目標はクリアできた。簡単な数式なら表現できる。ただ、ブログの編集を見たままモードでやったせいかMathJaxのLaTeX形式の箇所に改行が入れるとうまく認識してくれなかった。はてなブログはMarkdown等でも記述できるようなのでそっちでも試してみたい。最終的にはEmacsで編集をやりたいです。