iPX社員によるブログ

iPX社員が"社の動向"から"自身の知見や趣味"、"セミナーなどのおすすめ情報"に至るまで幅広い話題を投下していくブログ。社の雰囲気を感じ取っていただけたら幸いです。

最近の展示会出展なぞ

どうもヤマダです。
1年ぶりの投稿ですね…。
実はこのブログ基本的には当番制なのですが、社員が増えつつあるので当番が回ってくるのが1年後とかなのです。
久しぶり過ぎて投稿手順を忘れてしまいました…(笑)

そういったわけで今回は散文を書いていこうかと思います。
前のブログを書いた時は入社後すぐだったのですが、もう1年経ったかと自分でも驚いています。
思えば色々と慌ただしい1年でした。
当社のビジネススキームを大きく転換した一年でしたし、私のポジションである「GameMaker」が発足したのも丁度期が変わる1年前の事でした。
大分最初はバタバタと慌ただしく、私もついていくのに必死でしたが、周りの手助けやお客様の理解もあり、何とか1年で自分のやり方というものも確立できてきたかな、という実感が最近は少し出できました。

昨年から考えると、イベントの出展も非常に多くなってきました。
昨年のオートモーティブワールドで社として初めて展示会というものに出展をしたのですが、その頃は1コマのしがないブースだったのですが、今年のオートモーティブワールドではブースを3コマに増やし、内容も発展をさせ強化学習のデモを行い、それをきっかけに最近は展示会出展のお声がけをいただく事も多くなってきました。

先月はNVIDIA社のGPUカンファレンスであるGTC JAPAN 2018に、NVIDIA JAPN様のお声がけで出展をさせていただきました。


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GTC JAPAN2018 弊社ブースの様子。 LiDERとGANを用いたLiDERの性能によらないロバストネスな物体認識のデモを行いました。


また、そのGTCでは平素お付き合いをさせていただいております株式会社 SUBARU 小山様による
SUBARU 将来の自動運転と知能化技術の取り組みについて」というセッション内での強化学習部開発に弊社がご協力をさせていただきました。
当初は弊社名のクレジットが入らない予定でしたが、私が頼みに頼み、何とか無理を聞いていただいて、クレジットを入れていただきました…(笑)


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小山様のセッションの様子。満員御礼でした。


小山様との出会いはオートモーティブワールド2018で弊社が強化学習を活用したデモを行っていたことからですので、展示会からの出会いで色々貴重な体験をさせていただくことも多々あり、とても人に恵まれている会社だな、と改めて思います。

お陰様で最近は私がセミナー・セッションに登壇させていただく機会も増えてきました。
発端は今年のオートモーティブワールド2018でセミナーをさせていただいたのが始まりなのですが、その後2回程お声がけをいただき、今月も5日に弊社パートナーであるANSYS社主催の「ANSYS Innovation Forum」にて、自動運転系のシミュレーションに関するセッションをさせていただきました。
以前は技術的なセミナーに関するご依頼がほぼだったのですが、この頃は会社の方針や展望を話してほしいといったお声がけもしばしばいただきますので、若輩者ではございますがこの先の会社の事業展開といった所にフォーカスを当ててお話をさせていただいています。

セミナー登壇ですが、緊張自体はするものの、実はあまり嫌いじゃなかったりします…(笑)
元々私は大学が美大なので自分の作った作品やデザインに関するプレゼンをすることはよくありましたので、そんなに苦ではないです。
始まる直前やセミナーの出だしは声が上ずるものの、数分喋っているとどんどん緊張しなくなります。
あと、個人では話せない会社規模での事を話せるので、話せる幅が大分広がりますね。
ウチの会社はある意味フリーダムなので、本当に原稿とかも自由に書かせてもらっています。

大体30分位のセミナーが多いのですが、難しいのが中々30分きっかり話せない!
私はどちらかというと言葉足らずな傾向が多いので、説明を端折りに端追ったりするので、短く終わることがままあります。
昔ある社員に5時間に及ぶセミナーに関して登壇をしてほしい旨伝えた事があるのですが、今思うと5時間喋るのってすごいことだよなあ…と思います。

セミナーの中で意識している事としては、ストーリーとしてきちんと内容を昇華をさせるという点です。
(これは代表の幸田の受け売りなのですが…。)
理論立てて説明する際にはユニットやカテゴライズに分類してから話していく事を意識していますが、展望となると演繹やアブダクション的な観点でお話することが多いです。
セミナーはもちろん、どこか訪問して顧客に当社の事をお話させていただく際、こういう道を辿っていった中でこれが足りないと感じた、世界もそれを欲している、だからこうした道を歩んでいきますというストーリー仕立ての方がすんなり脳みそに入っていくんですよね。
またそのストーリーで話せるという事は、今後の方針がはっきりしている会社、意思決定が強固な会社ならではでしょう。
会社の規模が大きくなればなるほど比例して社のカラーや方針というのも打ち出しにくく、ドラスティックな転換もしにくいので、今の弊社の規模だからこそできているのかな、と思いつつ会社の規模を大きくしながらいかにフットワークを軽く持ち続けるかという所が、今後の会社、及び私が考えねばならない課題かなあと最近は肝に銘じていますが…

と、散文をつらつら書いたのですが、また今月も弊社パートナーであるPTVグループジャパン社とエコパートナーであるバーチャルメカニクス社の自社カンファレンスに参加させていただくかも…!?(絶賛リソース調整中です。)
また正式に決まり次第アナウンスさせていただきますので、こうご期待!

以上、ヤマダでした~