iPX社員によるブログ

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ソビエトコメディ、観ませんか?

はじめまして、ハナキです。

緊急事態宣言は解除されましたが、しばらくは家にこもる日々が続きそうですね。
どこにも行けないため休日はひたすら映画を観ています。
その中で久々に観てやっぱり面白いな~と思ったソビエトの映画監督レオニード・ガイダイの映画を紹介します。


Бриллиантовая рука (邦題:ダイアモンド・アーム) 
www.youtube.com

1968年に公開されたコメディ映画です。
日本では未公開の作品ですが、今はYouTubeで観ることができます。
日本語字幕はないのですが、英語字幕はあります。
言葉があまりわからなくても雰囲気だけで笑える映画です。


ストーリーは思わぬ行き違いで宝石の密輸業者と勘違いされて腕のギプスに宝石を入れられた主人公と、宝石を取り返したい本物の密輸業者のドタバタ劇といった内容です。
本物の密輸業者が宝石を取り返そうと色々な計画を立てるのですが、ことごとく失敗していく様子が面白おかしく描かれています。
難しいストーリーではないので、ただ笑いたい時に観るにはちょうどいい映画です。
当時は歌もダンスもできる人が俳優になっていたこともあり、劇中で登場人物が歌うシーンも見どころです。


この映画は当時ソビエト連邦で大ヒットしたため、映画のセリフがロシア語の日常語になったそうです。



Кавказская пленница, или Новые приключения Шурика(邦題:カフカスの虜、またはシューリクの新たなる冒険)
youtu.be

1967年公開の映画です。
この映画もYouTubeで見ることができるのですが、こちらにはなんと日本語字幕があります。

こちらはカフカスを舞台にした冒険ものです。
民俗学で田舎の風習を研究している主人公のシューリクがカフカスで出会った女の子に恋をするのですが、
その女の子を自分のものにしようとする地元の有力者に「結婚をする女性は、結婚前に誘拐される」という嘘の風習を吹き込まれ、失恋のショックもあり誘拐に手を貸してしまいます。
しかし誘拐の風習が嘘であることで気づいたシューリクは女の子を助けに行くのですが果たして。。。
といった内容です。

この映画も劇中歌がとても良いです。
Бриллиантовая рукаほど笑うポイントは多くないですが、いい気分で観終わることができる映画です。


その他にもИван Васильевич меняет профессию(邦題:イワン・ワシーリエビッチ職業を変える?!)もおすすめです。
youtu.be


今回紹介した3本ともロシア人なら一度は観たことがあるくらい有名な映画だそうです。



家にいる時間が増える時期ですが、ソビエトコメディを観て笑って頂けたらと思います。