iPX社員によるブログ

iPX社員が"社の動向"から"自身の知見や趣味"、"セミナーなどのおすすめ情報"に至るまで幅広い話題を投下していくブログ。社の雰囲気を感じ取っていただけたら幸いです。

女性の海外一人旅のTIPS

はじめまして。入社2か月の木村です!
前職は、宿泊・レジャー系の接客業をしておりました。
業界外からの転職のため、まだ技術的なことは語れないので、趣味の話をしたいと思います。

私の趣味は釣り、読書、旅行等なのですが、今回は海外旅行、特に女性が一人で行く場合に役立つ小ネタを中心に書きます。

できれば公共交通機関の発達している都市を選ぶ。

バリのリゾートホテルから一歩も出ないんだ!食事もホテル内で済ますんだ!のんびりするんだ!
みたいな目的の旅行なら、公共交通機関がなくてもよいと思います。
しかし、観光したい、買い物したい、外食したい、みたいな人は、
公共交通機関が発達していないとタクシー(アジアだとトゥクトゥクとかバイクタクシー?)しか移動手段がありません。
一人旅でタクシーに乗るというのは、どこかに連れていかれてしまうかもしれない、ぼられるかもしれない、という余計な心配がつきまといます。
できれば地下鉄や路面電車が発達していると安心です。

女性専用ドミトリーに泊まる。

こちらは、高級ホテルに泊まれる経済力がある人や、もしくは超神経質な人には該当しないので読み飛ばしてもらってもよいと思います。
一人でホテルに泊まるとき、セキュリティが一番気になるかと思います。
安いホテルだと、フロントも夜は無人だったりするので特に心配です。
夜寝ている間に知らない人がカギを開けて入ってきたら・・・?!と思うと自分が女性じゃなくても寝られません。
その心配は、ドミトリー形式で同じような一人旅の人達と一緒の部屋に泊まることで解決できます。
ドミトリーとは相部屋のことで、二段ベッドがいくつか置かれていて、部屋の定員が4名・6名・8名・10名等、人数によって値段が異なります。
多くの場合、男女混合ドミトリーと女性専用ドミトリーがあります。
私は洗濯や着替えが気楽なので女性ドミトリーにしか泊まったことがないです。
少しだけ勇気を出して話しかければ、そこでいろいろな国籍の友達ができて一緒にご飯を食べたり観光をしたりという経験もできます。
ただし、他人と同室で寝泊まりするということなので、神経質な人は疲れてしまうかもしれません。

夜出かけるときは、暗くなってから女性の一人歩きが可能な雰囲気か確認してから出かけるようにする。

日本では繁華街での女性の夜間の一人歩きは平気ですが、危険な国・都市はもちろんあります。
昼間は平気でも夜となると別物なので、夜に女性が一人で歩いているか注意して観察してみたほうが良いです。
もし一人歩きが全然見つからなかった場合、さっさとホテルに戻り夜はのんびり過ごすか、ホテル内で友達を作って複数人で一緒に出掛けるといいと思います。

Google MapのオフラインマップをWifiがつながっているときにダウンロードする。

Google Mapって、オフラインでも使用できるようにダウンロードできるって、知っていましたか?
日本国内の地図データは残念ながら対応していないのですが、海外は多くの国が対応しています。
国際ローミングサービスを利用したり、ポケットWifiを持っていく人も多いと思いますが、
私は値段が高かったのと、あまり必要性を感じなかったので利用しませんでした。
GPS機能は機内モード等にしていなければローミングをオフにしていても有効です。(ただし精度は落ちますが)
ホテルや最寄り駅周辺の地図をダウンロードしておくと、救われることがあるかもしれません。
方法の詳細は今後変わるかもしれないのでここには書きませんが、気になる方はググってください。簡単です。
一切お金もかからないのでやっておいて損はないはずです。

日本円は最小限に、海外キャッシング可能なクレジットカードを持っていく。

クレカがほとんどの場所で使える現代で、たくさん両替をする必要はないと思います。
まず、現金よりクレカのほうがレートが良いので、できるだけクレカで払うようにします。
ただしどうしても現金が必要なときのために、少しだけ現地通貨も持っておかないといけません。
そんなときのために、PLUSマーク(気になったらググってください)の付いたクレカを2枚程持っていくと安心です。
PLUSマークとは、海外のどこのATMでも現地通貨を必要な分だけ引き出せる、という印です。
キャッシングなので、手数料や利子はかかってしまいますが、多くの場合両替よりはお得です。
契約時にキャッシング機能を付けていない場合もあるかもしれないので、日本にいるうちに契約書等を確認したほうが良いと思います。
あと、カードの相性で使えなかったり、上限に達してしまったりするので、VISAとDC等カード会社の違うクレカを複数枚持っていたほうが安心です。
私は大体現地の空港のATMで現地通貨を手に入れます。
ちなみにATMがなかったのはタイのかなり辺鄙な離島くらいでした。そこもクレカは使えました。

鞄はファスナー付、リュックはNG。

説明するまでもないですが、意外とそのような鞄は持っていなかったりします。
人が多いところはスリも多いところなので、私はファスナーを閉めたうえでその金具を握りしめています。
特にヨーロッパで、気づかないうちにスリに鞄のファスナーを開けられたという話をよく聞きます。
ポケットに財布・スマホを入れるのもNGです。
あと、男性に多いのがボディバッグや斜め掛けバッグを背中に回しているパターンです。
これもリュック同様、真っ先にターゲットです!

ガイドブックは地球の歩き方一択。

食べ物やお土産の写真がたくさん載っているガイドブックは、魅力的に見える上に読んでいて楽しいのですが現地では情報不足なことが多いです。。。
到着してから実際に必要なのは、グルメ情報やお土産の写真よりも、各場所へのアクセスや、交通機関のタイムスケジュール・金額、都市間の移動方法、等でした。
地球の歩き方は情報量が多くて読むにはなかなかしんどいのですが、現地では安心感が段違いです!(まわしものではない)

持っていったほうがいいもの。

たくさんのおしゃれ着は正直不要です。一人だと自分の写真を撮る機会も限られています。
そんな中必要なものは・・・
・鏡(お化粧用。ドミトリーでは洗面所の取り合いが起こりやすい)
・サンダル(室内・お風呂用。)
・延長コード(必須!ドミトリーではコンセントの取り合いが起こりやすい)
・変換プラグ(最近は100均でも買える。延長コードさえあればこれは1つあれば十分)
・洗濯洗剤・洗濯ひも・洗濯ばさみ(5日以上の旅行なら必要。ただし物価の安い国はランドリーショップが町中にあり便利なのでいらないかも)

以上です。

ついつい長くなってしまいました。
これから一人旅にチャレンジしたい人がたまたまこのブログを見る、もしくはかねてからの当ブログの読者さんがこの記事を読んで旅に出たくなる、そんなことがもしあれば、私はとてもうれしいです。

次はどこに行こうか、考えただけでワクワクしますね!

それでは、この辺で・・・

自己紹介+趣味の話。。。

初めまして。
昨年8月後半に入社いたしました、タルモトです。
たるちゃん、たるるなど呼ばれております。
入社前からの知り合いには下の名前+くんで呼ばれてたりします。
※その方の紹介で入社しました。
以後お見知りおきを。

前職ではセキュリティ製品メーカーの事務・営業アシスタント・広報・WEBなど割と何でも屋でした。

【セキュリティ製品って?】
いわゆる「鍵」です。
マンション・アパート・戸建てに使われる玄関ドアの鍵をメインに扱っており
オフィスなどにあるロッカー・キャビネットの鍵や宅配ボックスなどなどのメーカーでした。
賃貸の管理会社、建築系のお客様がメインで個人のお客様まで。

事務職では注文データの受発注入力、雑務。
営業アシスタントでは提案資料の作成。
広報・WEBではWEBサイトの更新、新商品の撮影(静画・動画)⇒編集まで。

色々やりました。

iPXに入社後の現在は栃木にてお客様のもとで仕事をさせていただいております。
異業種からの転職組のためわからないことだらけではありますが、尽力させていただいております。

10月の弊社全社会議(慰労会)にてGMへの任命があり、4月からは本格的にGM(GameMaker)として活動します。
いわゆる営業マン、こちらも未経験。

日々勉強となりますがよろしくお願いいたします。
全力で頑張ります。

ここからは趣味の話です。

続きを読む

元外資IT企業PMが英文メールでよく使った、とりあえず通じる表現2つ【ほぼそのまま使える例文付き】

初めまして、「iPXの山ちゃん」ことやまもとです。(ちなみに名古屋育ちです!)

入社半年が経ちました。
この記事ではタイトルの通り、私の軽い経歴とそれにまつわる豆知識をお伝えいたします。
当ブログはゆるめです。ご了承ください。

前職では何をしていたかというと、
主に外資ハードウェアメーカーで機器導入プロジェクトのプロジェクトマネージャ(以下PMと書きます)をやってました。

外資なので、社内外問わず国境を跨いだコミュニーケーションは日常的に行われてました。
基本的に文法、用法を細かく言う人はネイティブでさえいません。

日本人が使う英語についての議論はたくさんされていますが、私は

通じさえすれば、仕事ができさえすればいい

と考えてます。

正しい使い方ができることに越したことはありませんが、我々日本語ネイティブだってよく日本語間違うじゃないですか。そんなもんです。

とはいえ、入った当初は本当に大変でした。
PM始めたときのスペックは以下の通りです。
・TOEIC600点台
・留学経験なし
SNSとかテキストメールで英語話者の友達と軽いやりとりしたことはある
・エンジニア未経験
・そもそも新卒入社から半年で外資PMとかいう無理ゲー(ここでは触れません)
・英語自体を勉強するのはわりと好きな方

そんな状態で入社1週間未満で社内システムにあるファイル編集権限をもらうようインドのチームに電話しろとか言われるわけです。
もちろん英語で。
(結局社員にやってもらいましたが)

そんな中、毎日英文メールを送受信するごとにググりまくったり受信メールを見て身に付けた英語のフレーズを少しお伝えします。

※文法、用法が絶対に正しいという保証はできませんが、とりあえずその現場で仕事はできてましたので通じるはずです。使う場合は自己責任でお願いします。

Could you please〜?
〜していただけないでしょうか?

個人的にはめっちゃ重要表現です。
お客様に対してほぼ毎回使ってました。
メールするということは、こちら側から質問なり依頼なり
メールの相手に何かをしてほしいからメールしますよね。

e.g. Could you please provide your phone number?
お電話番号を教えていただけないでしょうか?

この表現にまつわるエピソードをかるーく。

当時の私は、英語では物事をストレートに伝えなきゃダメだ!という通説を曲解した結果
重要顧客である某外資系銀行相手へとある依頼をするときにぞんざいな言葉遣いをしてしまったらしく、チームのメンバーにしこたま怒られました…。。
そのときどんな言葉遣いをしたかはもはや覚えてません。

それ以来お客様相手に対して依頼をするときはほぼ必ずこれを使ってました。
これを使って怒られた記憶はありません。

As for〜 / Regarding〜
〜について、関して

使い分けは特にしてませんでしたが、同じ表現が続くのは良くないとされているので
2回以上この表現をしたい場合は交互に使っていました。

e.g. As for installation we would like to have three business days to prepare.
導入作業について、準備が必要なため3営業日頂きたく存じます。

e.g. Regarding your question, we are currently checking. We will get back to you soon.
お問い合わせに関しましては現在確認中でございます。確認でき次第ご連絡差し上げます。


書いていくうちに前職の思い出が止まらなくなってきたので、今回はこれくらいにしておきます。

以上、過去のブログも合わせて読んでいただけるとわかると思いますが、社員のバックグラウンドが様々なところも弊社の魅力のひとつではないかと思います。

それでは
Viszlát :)

【OpenCV】GrabCutの使い方【セグメンテーション】

入社して半年が経ちました。最年少社員の安藤です。



つい一月半ほど前まで高校時代の同級生と同居していたのですが、最近のぼくのこころのなかにはコンピュータビジョン(CV)が住み着いています。
そんな彼はふとした時、ぼくに問いかけてきます。

「CVは楽しいかね?」

仕事は楽しいかね? (きこ書房)

仕事は楽しいかね? (きこ書房)



楽しいです。



そんなわけで今回はOpenCVの便利なメソッドのひとつを紹介したいと思います。



GrabCutとは?

GrabCutとはセグメンテーションに利用されるアルゴリズムの名称です。

グラフ理論を応用したコスト最小化手法GraphCutを用いたくりかえし処理を行っているそうです。
アルゴリズム本体の詳細については他にまとめが存在しているので、下記をご覧ください。

http://visitlab.jp/pdf/GrabCut.pdf
http://zellij.hatenablog.com/entry/20131004/p1


むずかしそうな数式がたくさん並んでいますね。

こんな時もぼくの精神的CVはいつもそばにいて、助言をあたえてくれるのです。



OpenCVを使え」




OpenCVを使いましょう。

解説

import cv2 as cv
import numpy as np


BLUE = [255,0,0]        # rectangle color
RED = [0,0,255]         # possible BG
GREEN = [0,255,0]       # possible FG
BLACK = [0,0,0]         # obvious BG
WHITE = [255,255,255]   # obvious FG

DRAW_BG = {'color' : BLACK, 'val' : 0}
DRAW_FG = {'color' : WHITE, 'val' : 1}
DRAW_PR_FG = {'color' : GREEN, 'val' : 3}
DRAW_PR_BG = {'color' : RED, 'val' : 2}


# 現在の描画する線の色
value = DRAW_FG


# 描画する線の太さ
thickness = 3


# ウィンドウ名
win_name = "WINDOW"


# grabcut結果表示の際、alphaが大きいほど黒背景が濃ゆくなる
alpha = 0.7
beta = 1 - alpha


# grabcutイテレーション回数
itr = 1


# 描画フラグ
drawing = False


# 出力イメージ番号
pic_num = 1



def mouse_event(event, x, y, flags, param):
    global display, mask, thickness, value, drawing, bgdModel, fgdModel

    if event == cv.EVENT_LBUTTONDOWN:
        drawing = True
        cv.circle(display, (x, y), thickness, value['color'], -1)
        cv.circle(mask, (x, y), thickness, value['val'], -1)

        
    elif event == cv.EVENT_MOUSEMOVE:
        if drawing == True:
            cv.circle(display, (x, y), thickness, value['color'], -1)
            cv.circle(mask, (x, y), thickness, value['val'], -1)
        
        
    elif event == cv.EVENT_LBUTTONUP:
        if drawing == True:
            drawing = False
            cv.circle(display, (x, y), thickness, value['color'], -1)
            cv.circle(mask, (x, y), thickness, value['val'], -1)
            

if __name__ == '__main__':


    img = cv.imread("lena.png")
    display = img.copy()

    mask = np.zeros(img.shape[:2], dtype=np.uint8) 
    bgdModel = np.zeros((1,65), dtype=np.float64)
    fgdModel = np.zeros((1,65), dtype=np.float64)

    cv.namedWindow(win_name, cv.WINDOW_NORMAL)

    roi = cv.selectROI(win_name, img)

    cv.grabCut(img, mask, roi, bgdModel, fgdModel, itr, cv.GC_INIT_WITH_RECT)
    
    mask2 = np.where((mask==2)|(mask==0),0,1).astype('uint8')
    display = img * mask2[:,:,np.newaxis]
    display = cv.addWeighted(display, alpha, img, beta, 0)

    cv.setMouseCallback(win_name, mouse_event)
    
    while (True):

        cv.imshow(win_name, display)
        key = cv.waitKey(1)

        if key == 27:
            cv.destroyAllWindows()
            break


        elif key == ord("n"):

            drawing = False

            cv.grabCut(img, mask, roi, bgdModel, fgdModel, itr, cv.GC_INIT_WITH_MASK)
            mask2 = np.where((mask==2)|(mask==0),0,1).astype('uint8')
            display = img * mask2[:,:,np.newaxis]
            display = cv.addWeighted(display, alpha, img, beta, 0)


        elif key == ord("s"):
            cv.imwrite("processed" + str(pic_num) + ".png", display)
            pic_num += 1


        elif key == ord('0'): # BG drawing
            print(" mark background regions with left mouse button \n")
            value = DRAW_BG
            print("Obvious BGD")


        elif key == ord('1'): # FG drawing
            print(" mark foreground regions with left mouse button \n")
            value = DRAW_FG
            print("Obvious FGD")


        elif key == ord('2'): # PR BG drawing
            value = DRAW_PR_BG
            print("Possible BGD")


        elif key == ord('3'): # PR FG drawing
            value = DRAW_PR_FG
            print("Possible FGD")


このコードをつかってLena氏の顔を抽出してみましょう。

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初期矩形情報だけでここまでとれました。

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これを修正すると…

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きれいに顔だけ抽出できましたね!

大阪旅行

こんにちは。昨年入社いたしましたkuboです。
まだ入社してから1年たっていないので、今は日々、技術について、ビジネスについて勉強しております。
初めての記事で何を書こうか迷ったのですが、まだ技術的なことを書くことは難しいので年末にプライベートで行ってきた大阪旅行について書きたいと思います。

旅行前日

東京から大阪まで夜行バスで移動したのですが、バスがド派手でびっくりしました。
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久しぶりの夜行バスで、朝5時ごろにサービスエリアで休憩があったのですが、足がむくみすぎて靴がはけなかったです。

初日

大阪に到着後は最初に海遊館へ。
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魚たちを見た後は夜行バスの疲れを取るためにホテルで昼寝。
夜はお好み焼きを食べに行きました。

帰りに綺麗なイルミネーションも見ることができました。
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2日目

とりあえずこれ!
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お昼はたこ焼きを食べました。
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夜は今回の旅行のメインのライブ。大阪城ホールへ向かいます。
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ライブの後は疲れ果てて、すぐにホテルで寝ました。

3日目

3日目は通天閣を観光しました。
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最後はふたたび明石焼きを食べて旅行終了!
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やはり大阪は天下の台所と言われるだけあってご飯はおいしかったです。

リハビリとは何でしょうか

初めまして。カマタです。
入社してからちょうど半年が経ちました。月日が流れるのは早いですね。
私は異業種からの転職のため、今回は前職のことを紹介したいと思います。

前職は作業療法士をしておりました。
皆様、作業療法士をご存知でしょうか???

作業療法士リハビリを提供する職種の一つです。
リハビリと聞いてもあまりイメージが湧かないと思いますので、
今回のブログでリハビリのイメージを少しでも掴んでいただければと思います。

リハビリと介護の違い??

リハビリは介護のようなイメージを持っている方も多いかもしれません。
たしかに、似ているところはありますが、専門としている業務内容が異なります。

リハビリは理学療法士作業療法士言語聴覚士の3職種があり、
いずれも、心身に障害のある対象者の自立、自律した日常生活の獲得を図るために、
機能訓練代償手段の活用などの指導を行います。

介護福祉士は心身に障害のある対象者が日常生活をスムーズに営めるように、
排泄や入浴などの身の回りの介護を行います。

何となく伝わりますでしょうか。
興味のある方は調べてみてください。

リハビリの職種の違い

さて、リハビリには3職種あると紹介しました。
これらの職種の違いについても一言で書いていきたいと思います。


理学療法士(PT):基本的な動作(寝返り、立ち上がり、歩行など)の獲得を目指します。
作業療法士(OT)日常生活動作(食事、排泄、入浴など)や家事動作などの獲得を目指します。
言語聴覚士(ST):認知機能や嚥下機能の向上や維持を目指します。


専門としている分野が違いますが、対象者の自立、自律した日常生活の獲得のためには、
作業療法士であっても基本的な動作や認知機能、嚥下機能の評価をします。


対象者が座位姿勢を保てるのかが不明な状態で、
「椅子に座って食事の訓練をしましょう!」とはなりません。


もしも、そのような状態で訓練をしていた場合、
インシデントアクシデントを多発すること間違いありません・・・。
基本的な動作は理学療法士が得意としているため、情報共有しながらアプローチしていきます。


リハビリの職種の違いに関して、何となくでもご理解いただけましたでしょうか。

作業療法士の一日

では、続いてとある病院の作業療法士の一日の流れリハビリの流れを紹介します。

私は、とある総合病院の急性期脳神経外科チームに所属しておりました。

毎朝必ず行うことは

  • 所属している病棟に新規の入院患者さんがいるか確認。

  入院患者さんがいる場合、カルテから情報収集し、
  医師からリハビリのオーダーがでそうか検討。
  リハビリオーダーがでそうな場合、初回介入者となるスタッフを決める。

  • リハビリ予定の患者さんの情報収集(7~9人程度)
  • 検査などがリハビリ介入時間と重なっている or 医師からリハビリオーダーが出そうな新規の患者さんがいる場合は

  リハビリ予定の患者さんの介入時間の変更(何かと制約があり難しい)


患者さんの情報収集とリハビリ介入時間の調整を終え、いよいよ順番に介入していきます。

患者さんに予めリハビリの開始時刻を伝えておき、実際に開始時刻に迎えに行きます。
しかし、突然の検査であったり、談話室で家族や友人と話していたりと
病室におらず行方不明なことが多々あり、探すのが一苦労なときもあります・・・。

基本的に、お昼休憩以外は
リハビリ介入→カルテ記載(5分)+情報共有→リハビリ介入
を繰り返します。例外もありますが、ここでは省略します。


リハビリ介入後は

  • 脳神経外科チームでミーティング(病状の変化や日常生活の安静度の変更を報告)
  • 次の日のリハビリ介入患者さんのリハビリ介入時刻の調整
  • 書類作成

以上が大雑把な一日の流れです。カルテ記載の時間が5分と短く、常に時間との闘いです。
この他にもDr.やNs、MSWとのカンファレンスなど週1や月1で行う業務もあります。

リハビリの流れ

毎朝、新規の入院患者さんがいるか確認すると書きましたが、
Dr.から患者さんのリハビリオーダーが出た場合、リハビリの治療計画を立案していきます。

リハビリの流れは、

  1. 基本情報の収集
  2. 初期評価
  3. 目標設定
  4. 問題点の抽出
  5. 治療プログラムの立案
  6. 再評価

であり、治療期間中、4~6を繰り返します。
最近読んだロジカルシンキングの本にでてくるPDCAサイクルに似ているかもしれません。

患者さんの担当となる理学療法士作業療法士言語聴覚士それぞれが初期評価し、
現在の心身機能の状態から、歩行の自立が可能か自立した排泄動作の獲得は可能かなど、
予測を立てたうえで、患者さんやご家族と一緒にリハビリの目標を設定します。

その後は、目標達成に向けて、現状から問題となっている
心身機能や基本動作などを抽出し、訓練していきます。
治療の妥当性を検討するために再評価を繰り返し、
必要に応じて問題点の変更治療プログラムの立て直しを行います。

リハビリ終了はいつ?

患者さんの生活環境によって求められる能力が異なるため、
病院の環境日常生活動作を獲得できたからリハビリ終了という訳にはいきません。

数cmの高さの違いにより、座位から立ち上がれなくなることは
よくあります!!!

そのため、実際の生活環境でも安全に動作可能か評価するため、
ご家族見守り下にて外泊を行うことや、実際に家に訪問し動作可能か評価することがあります。

対象者の生活環境でも目標としていた動作を安全に遂行可能となると、
Dr.にリハビリ終了レベルであることを報告し、患者さんの退院日程の調整が進みます。


以上、リハビリの全体的な紹介でした。何となくイメージが湧きましたでしょうか?

最後に

もしも今後リハビリを受ける機会があれば、リハビリの開始時刻には
約束した場所(病室の場合が多い)にいるようにしてください。よろしくお願いいたします。

はじめまして、堀越です。

はじめまして。ホリコシです。
入社してから初めてのブログです!

あらたな業界で日々精進しています。。。
前職(正確には前々職)は専門学校で4年ほど、情報処理試験対策講師をしていました。

今回はどんなことをやっていたのかを書いてみたいと思います。

FE_基本情報技術者試験

経済産業省が行っている国家試験です。
レベル1~4のなかのレベル2の試験です。
午前と午後で試験があり、両方で基準点(60%)を超えると合格になります。

CASLⅡ(アセンブラ言語)

午後試験に出てくる『ソフトウェア開発』の項目で登場します。
※一番簡単なのは表計算だと思います。

こんな感じの問題です。
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まずは準備
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準備その2
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流れを見ていきます
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最初の『RPUSH』でレジスタの中身をスタックにコピーします。
※プログラム終了時に初期状態に戻すためです。
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3~5行目で各レジスタ(GR)に値を設定します。
・GR5に『GR2の中身 + 0』のメモリの場所の中身
・GR3に『GR2の中身 + 1』のメモリの場所の中身
・GR1に『GR2の中身 + 2』のメモリの場所の中身
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6~8行目でレジスタ1(GR1)に基準日からの日数を設定します。
・GR1に設定されているのは、指定された日付が入っているのでー1をして調整します。
※基準日が1月1日、指定日が1月10日の時、最初の1月1日は含まず「2,3,4,5,6,7,8,9,10」の9(10-1)日となるのと同じです。
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8行目でレジスタ1(GR1)にレジスタ4(GR4)の番地の中身を足しています。
・GR1に設定されているのは、指定された『日付のみ』が入っています。
※基準日が1月1日、指定日が2月10日の場合
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26行目に上図の足りない部分が用意されているので、この値を使って計算していきます。

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8行目の『ADDL GR1, -1, GR4』でGR1に足りない部分『334』を足したいので、
(-1 + GR4の中身)が211になるように7行目の空欄でGR4に値を設定します。

f:id:ipx-writer:20190131143500j:plain
といったところが基本的なながれになります。

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