「体調管理」の言葉の意味を考える。
iPXのInoです。
慰労会の紹介記事からあまり経っていないので
ご無沙汰という感じでもないですが、元気にやっております。
寒さが厳しくなってきたこの季節。
「体調管理」という言葉をよく耳にするかと思いますが、
今回は、その「体調管理」という言葉の捉え方について、
私個人の意見を述べていってみたいと思います。
「体調管理」についてよく耳にするのが、
「体調不良で休んだら、『体調管理』がなってない!」
と怒られたというもの。
本当に「体調管理」が出来ていなかったのでしょうか?
体調が悪いから休んだのであれば、それは「体調管理」が出来ているのでは?
休んで業務に支障が起きたのであれば、それは「体調管理」ではなく、
「業務管理」が出来ていなかったのでは?
まず初めに、『人間』であるからには、
必ず体調不良というものは起こり得るものだということを前提としましょう。
どんな人でもケガをしますし、病気にもかかります。
では、『管理』とは何をするのか?
ミス防止の考え方に《起きる前に防止する》という考え方と、
《起きた後に抑制する》という2つの考え方があります。
これを「体調」にも同じように当てはめて考えてみましょう。
《起きる前に防止する》
- うがい、手洗いを習慣的に行う。
- マスクをつける。
- 仕事、プライベートに関わらず大事な用事がある際は、早く寝て体調を整える。
《起きた後に抑制する》
- 少しでも体調が悪いと感じたら早く寝るなどして体調を整える。
- 市販の薬で悪化を抑える。
- 病院へ行き、診てもらう。
- 家で静養する。
こう考えると、仕事をお休みする。というのは「体調管理」でもあると私は考えています。
ただ、同僚、上司から文句が出たというのであれば、
それは「体調管理」ではなく、「業務管理」が出来ていなかったのだと思います。
「体調管理」と「業務管理」は一心同体です。
仕事をやっていく上で、休めない日、休みにくい日、というのは必ずあります。
"もしも"が起こった時に休める様に、情報の共有は密に行い、
可能な限り業務の俗人化を避けるようにしましょう。
以下は、私の独り言です。
20代の頃は多少無茶出来ていた体も、30代を迎えて無茶が効かなくなってきました。
代わりに、以前と比べると自分の体調がよく分かるようになってきました。
一度底辺まで落ちてしまうと、元の体調に戻すのには本当に時間がかかるようになりました。
だからこそ、自分の体調、バイオリズムを調整し、
早めに休むというのが如何に大事かということを最近感じるようになりました。
悪くなり始めで休むことが出来れば、その時点でブレーキがかかり、
最底辺まで落ちない為、早く元の体調に戻れるのです。
年末年始、大寒波がやってくると報道されています。
みなさん、「体調管理」にはくれぐれも気を付けてお過ごしください。
それでは、「体調管理」という言葉がゲシュタルト崩壊してきたところで締めたいと思います。
ご一読ありがとうございました。
よいお年を!