iPX社員によるブログ

iPX社員が"社の動向"から"自身の知見や趣味"、"セミナーなどのおすすめ情報"に至るまで幅広い話題を投下していくブログ。社の雰囲気を感じ取っていただけたら幸いです。

テレワーク

コロナ禍いかがお過ごしでしょうか?iPX寺田です。
弊社では在宅2日、出社3日で1週間を回しております。変化に適応した上で、
今まで熟していた物量を熟す日々。遠隔でのコントロールは以前から体験していましたが、
中々情報伝達というのは上手くいかないものです。

そんな今回は「テレワーク」について感じた事、実際に行っている事など述べていこうと思います。

テレワーク開始

「今までを捨てる」こんなワードが社長から出た事で開始した「テレワーク」でした。
「捨てる」とは今までに固執せず、新たな環境に適合していく事を指します。少なくとも私はそう捉えました。

社内の変化

変化の想定

冒頭でお話した在宅2日、出社3日で1週間を回す事、それは在宅で作業しながら本社にいるメンバーへ指示を出したり、
また本社にいながら在宅作業中のメンバーの状況を確認をする機会が格段に増える事とほぼ同義であることは容易に
想定出来ました。

備え

私はプロジェクトマネージャーという立場になるため、今までは作業者と直接会話して案件を進めていた部分を、
いかに効率良く、遠隔でも直接でも関係なく、同じ情報量のやり取りを行うにはどうするべきか、これを日々追及するように考え方と仕事の取組み方を変化させました。

効果

スタートしてから半年になりますが、テレワークへの備えをしていた事で、メンバーとの意思疎通は円滑に行えていると
言えるくらいのレベルになっていると感じています。
チャットとTEAMS通話を利用して、情報伝達を行う事で、短時間で会話する事が増えて、長時間の会議が淘汰されていくという
効果が生まれています。

社外の変化

想定

お客様との定例会や必要に応じて行う会議も、WEBでのやり取りが増える事が想定されました。
弊社では元々TEAMSを利用したWEB会議が頻繁に行われていたため、さほど変化はなかったのですが、

実感

プロジェクトの立ち上げ時等はその場での反応で要望を感じ取ったり、その場の雰囲気で会話の展開を変えるなど、
対面で会話する事で知りえる情報がありました。
これがテレワークになった時、カメラの向こう側の反応から得られる情報量が少なく、それまで行えていたであろう
意思疎通の難しさを感じました。(現在も継続中・・)

結果的に

「WEB会議では認識齟齬が発生する」くらい複雑な話題になった時、取るアクションはやはり対面での打ち合わせになります。
最低限度の人数での開催が前提となりますが、これがやはり一番多くの情報を得る手段だと考えます。

在宅の変化

変化

大きくは通勤時間帯が変化しました。弊社では時間差通勤が認められています。
10:00出勤を繰り返す日々から、必要に応じて11:00までの出勤で調整が可能になりました。
これにより満員電車による密を回避しつつ、朝の早い時間にない特急に乗れたり、座れたり出社の負担が減りました。

メリット1

私にとって最も大きな変化は「通勤時間0」の日が2日もあることです。家から本社までの通勤時間は約1.5Hなのですが、
この消費していた約1.5Hを仕事時間へ回せるという最大のメリットとなっています。

メリット2

また、妻子持ちの身としては、仕事開始までの間、仕事後すぐに「家事、育児」が出来る事がかなりメリットです。
これにより毎日通勤では実現しえない、「晩御飯を一緒に食べる」「食後に子供と遊ぶ」が実現可能になります。夢ですか?夢ではありません現実です。

見解

私個人ではテレワーク(在宅勤務)によるメリットが大きく、大いに活用させて頂いています。
ただ、中には「電気代がかさむ」「通信パケット量が大幅に上がった事で代金がやばい」など不満の声も少なくありません。
置かれている環境によって、この見解は異なるようです。
そう考えると会社に出社して仕事するって、いろんな費用を負担してもらっているんだなと実感した人もいるようです。

総じて

コロナによって開始した「テレワーク」ですが、「仕事の効率化」「情報伝達方法の見直し」「通勤の必要性」など今までの「仕事」を見直す良い機会になったのだと、ただ遅かれ早かれ「テレワーク」という形態は浸透していたのではないかとも考えます。
私は無駄な会議、無駄な往訪、通勤中の何もできない時間、これは早いところ撲滅出来ないかと考えていました。
今回コロナ禍と呼ばれる環境において、それが現実のものとなった今、これらの時間を他の事に有効活用出来ないか考えていた毎日が活きてきているのだと感じています。

総じて、「テレワーク」が可能な仕事であれば私は賛成です。テレワークでも出社と同等のパフォーマンスが出せるよう、更なる活用法について追及していきたいと思います。