理想で終わらないために
土日は3人の子供達と出来るだけ遊んであげたい!理想の父親を目指している寺田です!
ウチの子は1歳、3歳、5歳で今遊び盛りなので、公園に行ってただひたすらに走ったり、
アスレチックを周回したり、体を動かす事が大好きです。
そんな子達の相手は体力が必要です。底なし・・。
他にもいろんな事に興味深々で、親のやる事をよく見ています。
私の目指す理想の父親は『尊敬される父親』です。
理想を現実のものにするには、努力が不可欠です。あとやってやるという気持ちや負けん気。
口だけでは何も出来ないし、何も状況は変わりません。日々理想へ近づく努力をしています。
最近『理想』の話が出たので、軽く前振りをしましたが、
今回は仕事における『理想』について書いていこうと思います。
理想とは?
考えうる最も完全なもの。最善の目的。
理想を掲げるのは簡単です。自分がなりたいビジョンそれが理想です。
例えば
『俺はどんなプロジェクトでも完璧に収めるマネージャーになる』
『俺は○○において誰にも負けないプログラマーになる』
『○○さんのような人材になる!』
などです。このレベルは人によって様々あると思います。
理想が理想で終わる
『理想』を掲げている状態は、なりたい自分、なりたい姿を想像している状態です。
この理想に対して持っている熱量が低いと、人は行動を起こしません。
なぜならそこまで本気ではないからです。
また理想が高すぎると、やる前から諦めます。
『あくまで理想』と言っているうちは、理想が理想で終わると個人的に思います。
例えば『プログラマーになりたい、技術を身に着けたい』という理想があったとします。
『どうしたらプログラマーになれるんだろう・・』
『何を覚えたらいいんだろう・・』
と思っているだけでは理想で終わります。
また
『誰かが教えてくれるから大丈夫』
『まだ知らなくても誰かがなんとかしてくれる』
という他力本願でも同じです。
理想を理想で終わらせないために
では『理想』を『現実』へ近づけるにはどうすれば良いでしょうか?
理想レベルのコントロール
理想のレベルが高すぎると、人間は『どうせ理想』だからと言ってすぐ諦めます。
理想レベルはまず達成可能な一歩上を設定すると良いと思います。理想が届く距離のもの
であれば行動に移す事が出来るようになります。
まず行動しないと始まりませんし、行動するから何かが変わるわけです。
いきなり理想に到達する事は困難であり、地道な努力の上に成り立つものであると
理解する必要があります。
例えば『プログラマーになりたい、技術を身に着けたい』という理想があったとします。
『プログラマーの先輩にいろいろ聞いてみよう』
『簡単なプログラムから書いてみよう』
『人の書いたコードを読んでみよう』
くらいから始める事で、徐々にプログラムが書けるようになり、読めるようになり、
プログラマーへの1歩を踏み出す事が出来ます。
自力で行動する
『誰かに頼る』だけでなく『自力』でやろうとすること、行動を起こす事が必要です。
『誰かが教えてくれるから、出来なくていい』
『教えてもらっていないから出来なくていい』
これすなわち他力本願。これでは『理想』には程遠い自分になるのは目に見えています。
『既に理想に到達している人』に教えを乞うなど、
頼るべきところで頼るのは理想到達への近道です。ただ、それは理想の1歩手前にいる時でない
と役に立たないでしょう。参考情報程度にしかなりません。
なぜならギャップが大きいため、理解が出来ないからです。
必要最低限は自分で情報を得たり、行動を起こさないと理想へは近づけません。
理想との差を意識する
『今の自分で本当にいいのか?』
『この先1人前になれるのか?足手まといにならないか?』
など、
日々自分の能力と理想との差を意識します。不安や危機感、出来ない事への劣等感を感じると、
自然に『なんとかしないと・・』と思うのが人間の性質です。
この感覚が薄れてきたら理想に近づいていると言えるでしょう。
この件についての所感
最近この理想との差について意識を持っていない人が多いように思います。
日々を淡々とこなしているだけの人を見ると、毎日の時間を自分のスキルアップにもっと有効に
活用すべきではないか、勿体ない時間の使い方をしていないかと問いたくなります。
私自身は日々の自分がスキルアップ出来ているかでモチベーションが変化するので、
この理想との差をとても気にします。
『なりたい』『やりたい』のなら、そこに到達するにはどれだけのステップがあって、
どれくらいの壁があって、どういうアプローチを取ればいいのか考えた上で、
それを1つずつ行動してクリアしていかなければいけない事を自覚する必要があります。
大きな理想を掲げる前に自分の現状を理解し、到達可能な理想を掲げ
着実に前に進む努力をする。これを社内に広めていきたいところです。
偉そうな事を言っていますが、まだまだ努力が足りません。
私も理想に向けて日々努力を続けます。